プロ野球 多くの裏方の仕事
プロ野球といいますと、実際プレーしている選手に目がいきがちですが、華やかな世界を支えるには多くの裏方の仕事をしている人たちがいます。
スコアラーという仕事をしている人がいます。例えば相手のピッチャーであればどんな球種を持っているのか、どんな速度のボールを投げるのか、緊張したらボールになりやすい、等といった相手選手の具体的なデータをとる人の事です。試合中に選手にその日の相手の体調や状態などを考慮してデータを伝え、選手が活躍できる様にサポートする仕事です。スコアラーがいる事によって選手がより集中してプレーできるのです。
次にバッティングピッチャーという仕事です。これは元プロ野球選手がする事もある仕事です。選手がプレー前や、トレーニングしている時にバッティング練習をする際に仕事があります。選手がボールの感覚を掴みやすいよう、ボールを投げて打って貰うのです。ただ投げるだけではなく、速さ・高さ・打ちやすさなどを考慮し、その選手にベストな位置に投げなければならないので、高度な技術が必要となります。選手の成長をサポート出来る仕事になりますので、裏方の仕事としては欠かせない仕事なのです。
その他には、チームを支えるために新しい人材を発掘するスカウトがいます。国内だけではなく時には海外から助っ人外国人を採用するために世界各地をまわる大変大きな仕事です。野球ファンのため、チームのために欠かせない存在が、スカウトなのです。
この他にはプロ野球球団の魅力をより広めるための広報担当など、プロ野球には様々な裏方の仕事が存在しています。様々な裏方の仕事があるおかげで、選手はプレーに集中できるし、ファンも野球を楽しむ事が出来るのです。